1週間前にアナウンスがあったとおり、今日 2010年7月13日にBing日本の正式版がスタートします。
すでにBingのロゴからは「ベータ」の文字が外れています。
アメリカでは1年1ヶ月前に登場したBingのシェアは、米Hitwise社の2010年6月の最新調査によると、9.85%でした。
ほぼ10%ですね。
1年前の調査結果のときには5.25%だったので、比較すると2倍近くになっています。
シェアNo.1のGoogleの71.65%という数字にはまだ遠く及びませんが、それでも着実にシェアを増やしてきていると言えそうです。
日本版はどうなることでしょうか。
話題を変えます。
米Microsoftと米Yahoo!は検索事業での提携に合意し、公式発表どおりなら移行のテストが始まっているはずです。
日本のBingが正式版になった今、日Yahoo!との関係はどうなるのでしょうか?
Bing日本版のTwitterアカウントに、正式版公開のお祝いの言葉といっしょにさりげなく聞いてみたところ、こんな回答をもらえました。
残念ながらかわされました(笑)
これに対して、サクラサク株式会社さんからは次のコメントをもらいました。
Yahoo! Japanの広報の方の話と同じようにどうなるのか表には出さないようですね。
日本のYahoo!もBingになると断言してしまっている人がいますが、これは確実に自己解釈です(内部者からの裏情報でない限りは)。
個人レベルでは問題ないとしても、なかには「2011年にはYahoo!にBingがのる」とタイミングまで言い切ってしまっているSEOを生業にするプロもいたりします。
完全に煽(あお)りですね。
日本のYahoo!が独自で検索エンジンを開発・管理していくのは、サイバーエージェントの木村さんもおっしゃるように、難しいと思います。
しかしだからといって、さも確定したことのように言うのはどうかと感じます。
「Yahoo!がBingに変わる」というセールストークを使ってのセミナーや商材には注意してください。
情報の偏りに疑問を感じるし真実味に欠けます。
といっても、今からBingのことを研究するのはいっこうに差し支えありません。
Yahoo!がBingになろうがなるまいが、Bingは存在しますからね。
アメリカのように検索シェアを伸ばす可能性も十分にあります。
Bingはどんなサイトを好むのか、Bing「対策」ではなくBing「最適化」のための調査分析は僕も進めていきます。
ここでこのエントリのタイトルについての話になります。
僕は検索にはBingはほとんど使いません。
1週間に1回使うか使わないかです。
しかも使ったとしてもUS版の方が多いかもしれません。
そこでBing日本正式版の移行記念とBing日本のリサーチを兼ねて、今月いっぱいデフォルトの検索エンジンをBingにすることにしました。
最初に使う検索エンジンはBingです。
本当はタイトルどおり1ヶ月にしたいのですがちょっと恐いので(笑)、とりあえず今月の残り2週間と少しの期間、検索ライフをBingとともに過ごしてみたいと思います。
Bingのクセをさぐりつつ、「GoogleからBingに乗り換え決定!」なんていう結果になったら面白いかもしれません。
「Bing生活につきあってやるよ」という人がいればブログのコメントかTwitterでメッセージをください。
一緒に挑戦してみましょう。