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日本語版のTwitterが「モーメント (Moments)」 を開始しました。
モーメントは、今話題になっているトピックに関係するツイートを”ストーリー”としてまとめて閲覧できるサービスです。
はじめまして⚡️Twitter モーメント(@momentsjapan)⚡️です。
いまTwitterで盛り上がっている最新のトピックを写真や動画をたっぷり使ってストーリー仕立てでいち早くお届けします!ぜひフォローしてください。 pic.twitter.com/F656jJ3Cqj— Twitter モーメント (@momentsjapan) 2016年7月14日
モーメントは、米国や英国、オーストラリアなどの国で展開していました。
新たに日本が加わったことになります。
AMPサポートは不完全?
Twitterは、GoogleとともにAMPプロジェクトで中心的な役割りを果たしています。
今年の3月には、モーメントでAMPのサポートを始めました。
日本語版のモーメントもAMPをサポートしているようなのですが、完全なサポートには至っていないようです。
AMP CDNからキャッシュを返さず
通常、AMPではコンテンツはAMP CDNからキャッシュが返されます。
しかしモーメントのAMPコンテンツは、キャッシュではなくウェブサーバーから直接返されます。
こちらは、モーメントに掲載されている産経ニュースの記事です。
産経ニュースはAMP対応しています。
タップして元記事を読みに行くと……
AMPフォーマットの記事が表示されるのですが、キャッシュから返されるのではなく直接開いています。
AMPはそれだけでもそれなりに高速に表示されます。
しかし高速を本当に実現するにはCDNキャッシュは必須のコンポーネントです。
英語版のモーメントがAMPサポートを開始した当初も、AMPコンテンツをCDNキャッシュではなく直接返していました。
ですが、数日後にはきちんとキャッシュから返されるようになっていました。
ただこの記事を書いている時点では、英語版も再び直接表示するように変わっています。
AMPコンテンツの表示になぜTwitterはCDNを利用しないのでしょうか?
どんな理由があるのか知りたいものです(Twitterに知り合いがいる方は聞いてください)。
いずれにしても、Google以外でもAMPが利用される環境が少しずつですが増えてきました。
身近なところでは、はてなブックマークアプリもAMPをサポートするようになっています。
さまざまなプラットフォームで利用できるのは、AMPがオープンソースだからです。
AMP対応しているコンテンツ発行者はAMPの拡大に期待しましょう。