PageRankが信用できない具体例として、“Mom & Pop”と比喩表現される小ぢんまりとしたサイトには、高めのPRが手動で設定されることがある(かもしれない)という情報を、WebmasterWorldのスレッドから伝えました。
この記事を投稿した後に追加されたレスで、PageRankについてさらに気になる情報が2つ出ていたので紹介します。
1つは、フォーラムアドミニストレータのtedster氏のコメントです。
Matt Cutts discussed this at PubCon Austin. He said that Google doesn’t treat unlinked url mentions as links, not even in a dampened fashion.
“マット・カッツは、Pubcon Austinでこれについて論じた。彼が言うには、Googleはリンクが貼られていないURLをリンクとして扱うことはないし、たとえ評価を減らしてさえ、そうすることはないそうだ。”
aタグでくくられていないテキストだけのURLは、リンクとしてはカウントされないという趣旨です。
リンクを貼った「http://www.suzukikenichi.com/blog/」は、
リンクとして扱われ、PageRankもアンカーテキストも渡します。
しかし、リンクを貼っていない「http://www.suzukikenichi.com/blog/」は、ただのテキストとして扱い、PageRankやアンカーテキストを渡しません。
これが1つめ。
もう1つは、WebmasterWorldの創設者Brett Tabke氏のコメントです。
I am pretty much convinced that links in Gmail pass some juice.
“私は、Gmailにあるリンクが、いくらかのジュース(※PageRankのこと)を渡すのを間違いなく確信している。”
1つめのリンクしていないURLがPRを渡さないのは知っていました。
しかし2つめは初耳です
具体例が出ているわけではないので無条件に信じることができないとは言え、Gmail内のリンクがPRを渡すとは驚きです。
どう思いますか?
Gmailでしか参照していないURLがインデックスされるかどうかを調べれば、手がかりになるかもしれませんね。
Brett Tabke氏は、サーチエンジンにリンクとしてカウントされないリンク、サーチエンジンに隠しておけるリンクの20候補の一覧を、関連スレッドとして立てています。
こちらもチェックしてみてください。