[レベル: 中級]
Search Console の URL 検査ツールはウェブページが対象です。
画像には機能しません。
またウェブページであっても noindex robots meta タグが設定されているページではライブテストのレンダリングを検証できません。
URL 検査ツールは画像には使えない
画像のインデックス状況を URL 検査ツールで調べようとして失敗した人がいるかもしれません。
URL 検査ツールはウェブページを対象に作られているため、画像や PDF などそのほかのリソースには機能しません。
画像検索ではきちんと出てくる画像を URL 検査ツールで検証してみても登録されていないという結果になります。
[H/T] John Mueller
No, this tool is only for web search.
— 🍌 John 🍌 (@JohnMu) 2019年1月3日
noindex ページはライブテスト不可
noindex が設定されていたとしてもウェブページなので、そのページのインデックス状況を URL 検査ツールで知ることができます(状況はもちろん「URL が Google に登録されていません」になる)。
しかしながら、ライブテストによってレンダリングした HTML ソースを見ることはできません。
noindex ページでライブテストを実行しても「テスト済みのページを表示」はグレーアウトされています。
noindex を検出したページを Googlebot はレンダリングのキューに送りません(ありがちなミスとしては、デフォルトで noindex が入っているページの noindex を JavaScript で取り除いてもそのページはレンダリングされないので、永久に noindex のまま)。
インデックスしないページをレンダリングしても意味がないということですかね。
いずれにしても、レンダリングしてほしいページはインデックス可能な状態にしておく必要があります。
これは、URL 検査ツールにおいても当てはまります。
[H/T] Martin Splitt
Wait, why do you wanna render something with a noindex in it?
— Martin Splitt @ 🇷🇸 #dafed #novisad (@g33konaut) 2019年5月28日
ということで、この記事では URL検査ツールの注意点を 2 つ取り上げました。
- URL 検査ツールは画像には機能しない
- noindex ページのレンダリングを URL 検査ツールでは検証できない