[レベル:上級]
Googleの検索結果にコンテンツの著者情報を表示させることができます。
Eメールアドレスによる確認でこの設定ができるようになりました。
コンテンツを作成した著者をコンテンツと結び付け名前や写真を検索結果に出すには、これまでは rel=”author” による設定が必要でした。
しかし rel=”author” を使う方法は複雑なうえ手順も何度か変更されています。
著者をコンテンツと結びつけ検索結果に表示させる機能そのものはユーザーから好意的に評価されました。
それを受け、手順を簡略化させたのがEメールアドレスによる新たな設定方法になります。
設定手順は次のとおりです。
- あなたの名前とメールアドレスをすべてのコンテンツ(ページ)に掲載する(メールアドレスは必須ではないがあったほうが良い)。
- Googleプロフィールを編集する。
※この後はGoogle+のプロフィール編集の内容で進めます。Google+への登録は必須ではありませんが、説明文や画面が若干違うかもしれません。 - 右上にある「プロフィールを編集」ボタンをクリックする。
- 下にスクロールして「連作先(仕事)」をクリックする。
- ドロップダウンリストから「メール」を選択して、メールアドレスを入力する。登録するメールアドレスはコンテンツを発行しているサイトと同じドメイン名のものを使う。公開するサークルの範囲は任意(誰にも公開したくないなら「自分だけ」を選択、Google+ではない普通のGoogleプロフィールは「閲覧できるユーザー」から選択)。
- 「編集を終了」ボタンをクリックして編集を終了する。
- 登録したメールアドレスの隣に「確認」というリンクが出ているのでクリックすると確認用のメールアドレスが送られてくる。指示に従って確認作業を完了させる(すでにプロフィールとメールアドレスの紐付けができている時はこのリンクは出てこない)。
確認が完了するとメールアドレスの隣にチェックマークが付きます。
以前は必要だったフォームから著者情報のリクエスト送信は不要になったように見えます。
検索結果にあなたの著者情報が出てくるまでどのくらいの時間がかかるか分かりません。
僕はこの仕組みが登場してすぐに(以前の方法で)設定しましたが、出てくるまで2ヶ月以上かかりました。
ですが出てきたと思ったら、1、2週間ほどで出こなくなってしまいました。
「とてもゆっくりなペースで展開している」、「英語のサイトから始めている」ということをGoogleの社員から以前に直接聞いています。
気長に待つしかなさそうです。
また著者情報の検索結果への表示は米国のGoogle(google.com)だけの適用です。
日本のGoogle(google.co.jp)には適用されていません。
表示に成功したとしても、今のところはあまり見てもらえなさそうなので焦らなくてもいいかもしれませんね。
でも新しもの好きな人、日本への導入を準備万端で迎えたい人は今のうちから設定しておきましょう。
公式アナウンスとヘルプドキュメントはこちらになります。