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Googlebot のレンダリングエンジン (WRS: Web Rendering Service) は Chrome の新しいバージョンのリリースに合わせてアップデートするようになっています。
現在の Chrome のバージョンは 76 で、7 月 30 日にリリースされました(SEO に関係する機能変更もありましたね)。
Chrome から遅れること 20 日、Googlebot のレンダリングエンジンもアップデートしたようです。
タイムラグがありこそすれ、Chrome 41 相当の期間が数年続いた旧タイプのレンダリングエンジンとは異なり継続してアップデートしていることは間違いありません。
WRS のバージョンを確認するツール
Googlebot のレンダリングエンジンが Chrome のどのバージョンまでサポートしているかをチェックするツールを作った人がいます。
このツールが検証した限りでは、8 月 18 日のチェックで、Googlebot のレンダリングエンジンが Chrome 76 に追いついたことが判明しています。
※緑色が WRS がサポートしている Chrome の機能。赤は未サポートの機能(9/30 リリース予定の Chrome 77 の機能は当然のことながらまだサポートしていない)。
新バージョンの Chrome がリリースされてからだいたい数週間後に Googlebot のレンダリングエンジンもアップデートするとのことでした。
そのとおりになっています。
Chrome のアップデートと同時が理想ですが、この程度の時間差ならさほど大きな問題にはならないように考えます。
なにはともあれ、Googlebot のレンダリングエンジンが継続してアップデートしていることは確かなようです。
Googlebot と同じレンダリングエンジンを使うように改良された URL 検査ツールやモバイルフレンドリー テスト ツールなど各種ツールのレンダリングエンジンも同様に継続アップデートしているはずです。