4/18?4/21に米サンフランシスコで、「Domain Roundtable」というカンファレンスが開催されました。
会場で、GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏がスピーチし、そのうちのいくつかの情報が入ってきたのでお伝えします。
- Geo-targeting(ジオ・ターゲティング)によって閲覧ページを振り分けるのは、ペナルティの対象にはならない。
※Goe-targetingというのは、アクセス元のPCのIPアドレスから判断して、その地域に合った情報を提供する仕組みです。
たとえば同じページでも、千代田区からアクセスしたときは千代田区の天気予報を表示し、横浜市からアクセスしたときは横浜市の天気予報を表示したりできます。
アクセス元コンピュータのIPアドレス情報を利用して、検索エンジンのクローラに対して別のウェブページを見せるSEOスパムを、「IP Delivery(IPデリバリー)」と言います。
Google本社のある米カリフォルニアのマウンテンビューからGooglbotがアクセスしときに、別ページを見せるのはCloaking(クローキング)という不正行為です。 - Googleは、コメントスパムが起きやすい場所や状況を分類している。たとえば「ゲストブックスパム」「ブログスパム」「フォーラムスパム」や「特定のジャンル」「特定のキーワード」など
- Business.com、 Yahoo! Directoryのようにユーザーに価値ある情報を提供するディレクトリサイトに登録するのは、何ら問題ない。
- Googleは、Parked Domain(パークドメイン)をインデックスしないようにしている。
- キーワードに合ったドメイン名は、将来的にウェイトが置かれるかもしれない。
- Googleは、HTMLのコードからHTMLテンプレートを識別でき、価値ある情報をまったく提供していないサイトに共通するテンプレートを使っている場合は、検索結果から削除するかもしれない。
- ドメインの所有者が変わった場合は、それまでの被リンクをリセットしゼロまたはほとんどゼロにする。
※SEMリサーチさんの補足も読んでください。
あなたにとって、インパクトを与える情報はどれですか?