PharkメソッドはSEO的に是か非か

CSSのtext-indentなどを利用して、画像を置き換えする「Phark Method(ファーク・メソッド)」というテクニックがあります。

このPharkメソッドを利用して、画像とH2タグを置き換えるのはサーチエンジン(Google)に、不正行為としてみなされるのかどうかという質問が、WebmasterWorldに投稿されました。

質問者は、サーチエンジンをだますつもりはなく、視覚効果を目的に、Pharkメソッドを利用したいようです。
しかし人間のユーザーに見えるのは画像ですが、グーグルに見えるのはH2タグで囲まれたテキストです。
隠しコンテンツと言えるでしょう。

以下は質問者が、記述したCSSです。

#header h2 a {
text-indent: -999em;
width: 269px;
height: 68px;
background: url(/galleries/1/logo.gif) no-repeat;
margin: 18px 0 0 32px;
border-bottom: 14px solid #fff;
display: block;

「text-indent: -999em」が、Pharkメソッドになります。

検索エンジンをだますSEOスパムになるのかならないのか、Administratorのtedstar氏がレスをつけたものの、明確ではないようです。

tedster氏は、Pharkメソッドを使ってペナルティを受けていないサイトをいくつも知っているし、反対にPharkメソッドを取り除くまでペナルティを解除されなかったサイトも知っているそうです。

さらに、tedster氏は過去にまったく相反する回答を、Googleのエンジニアから同時に得ています。

1人のGoogleエンジニアは、「スパムとしてペナルティを受ける可能性がある」と回答し、もう1人のGoogleエンジニアは、「キーワード・スタッフィング(キーワードの詰め込み)ではなく、明らかにユーザービリティを考えてのことなら問題ない」と回答しました。

状況によって、Googleの判断は変わってくるのでしょうか。

tedster氏によれば、今回のようにH2タグを画像で置き換えするのは、どちらかというと危険なようです。

というのは、Hタグはページ固有の見出しを表すため、すべてのページで同じコンテンツをHタグで指定するのは、本来の使い方でないからです。

Pharkメソッド、高度な技術ですが使ったことはありますか?

P.S.
Pharkメソッドについては、この記事を書くに当たって初めて知った手法でググッて調べました。
参考になったのは、意外にも2ちゃんのスレッドでした。
でも、途中でやっぱり2ちゃんらしく、バトルになってます。(笑)