このブログのアドレスは”www.suzukikenichi.com/blog”で、”www”が付いています。
“www”なしの”suzukikenichi.com/blog”でアクセスしても、301リダイレクトで”www”ありになるように正規化しています。
SEO的には、wwwありとwwwなしに優劣はありません。
つい最近どこかのブログで「wwwなしがSEOに強い」という記事を見かけましたが、これは誤りです。
wwwありでもwwwなしでも、それ自身はランキングには影響しません。
ただ、「向き・不向き」や「好き・嫌い」が存在してもおかしくはありません。
WebmasterWorldで、「wwwありとwwwなしのどちらがいいのか」というディスカッションが盛り上がっていました。
“wwwなし派”は次のようなメリットを挙げています。
- 短くてすっきりしている
- 文字スペースを節約できる
- wwwがない分送受信のデータ量が少なくなる
- 入力の手間が省ける
- そもそも必要じゃない
一方、“wwwあり派”は次のようなメリットを挙げています。
- 慣れ親しまれているので見た目に分かりやすい
- ウェブサイトにはwwwが付いているはずだと思い込んでいる(一般)ユーザーがいる
- 一部のアプリケーションでは、wwwを付けると自動的にハイパーリンクにしてくれる(のでユーザーに親切)
僕は“wwwあり派”です。
理由は、ネットの世界ではwwwが付くのが標準になってしまっているので、ユーザーに対する分かりやすさという点を考慮しているからです。
でも正直なところ、wwwはなくてもまったく構わないとも思っています。
例えば、(もしアドレスバーにURLを打ち込むとしたら)入力しなくていいので楽かもしれません。
プロフィール欄、(例:Twitterのプロフィール欄)などは文字数に限りがあるのでwwwがない方が他の情報にスペースを割けます。
携帯ユーザーに対しては、文字の入力の手間が減るようにwwwなしが向いていると聞いたことがあります。
もっとも、wwwなしの方がデータの転送量が小さくなるというのは、「そこまで気にするか?」という感じですが。(笑)
インターネットが日常生活に入り込んでいて、wwwありの最大の利点である「分かりやすさ」が薄れてきているように思います。
逆に携帯世代の若いユーザーは、wwwがない方が自然になっているかもしれません。
あるメンバーが1億2,000万のドメインを対象に調べたところによると、wwwが付かないドメインは31%だったそうです。
wwwなしは少数派と言えそうです。
しかし、WebmasterWorldのスレッドでも“wwwなし派”が多いようです。
SEO ITに精通している人が多いからでしょうかね。
話は戻りますが、wwwあり/wwwなしに「優劣」はありません。
あるとすれば、「向き・不向き」「好き・嫌い」です。
ただし、wwwありとwwwなしが同一のサイトである時は、必ず正規化の設定をしておきましょう。
Googleに関して言えば、wwwあり・なしを正規化していなくてもコンテンツが同じならば、同じサイトとして認識してくれる場合も多いのですが、100%とは言えません。
wwwあり・wwwなしの正規化についてはこちらの記事を参照してください。
301リダイレクトを使った「WWWあり」と「WWWなし」の統一
さて、最後にアンケートです。
あなたは、wwwあり派/wwwなし派 のどちらですか?
理由はコメントへどうぞ。