メルマガバックナンバー
<<2006/10/16発行 #002>>
【Yahoo! AdSense/ヤフー! アドセンス】
さて、今日はまずこちらの画像から見てみましょう。
1. http://infocoach.biz/adsense/adsbyy.jpg
2. http://infocoach.biz/adsense/msnad.jpg
「英語のGoogle AdSenseでしょ? これがどうかした?」と思いました?
1の画面をよーく見てください。
「Ads by Y!」や「Ads by Yahoo!」と書いてあるのがわかりますか。
そうなんです、これはYahoo!版のアドセンス「Yahoo! Publisher Netowrk(ヤフー パブリッシャー ネットワーク)」、通称「YPN」と呼ばれるコンテキストマッチ広告です。
2は、Microsoft(MSNの運営企業ですね)のコンテキストマッチ広告です。
こちらは、Microsoft ContentAds(マイクロソフト コンテントアド)という名称になってます。
Googleに負けじと、いよいよ3大メジャー検索エンジンの残り2つ、Yahoo!とMicrosoft(MSN)がコンテキストマッチ広告フィールドに参入してきます。
仕組みはGoogle AdSenseとほぼ同じで、自分のサイトのページにコードを貼り付けるとページの内容に合致した広告が自動的に表示されます。
YPNの広告レイアウトは、こんな感じです。
http://infocoach.biz/adsense/adsbyy1.jpg
バナー、スカイスクレイパー、レクタングルと、こちらもAdSenseとほぼ同じですね。
他には、広告の配色の指定、URL・広告単位のトラッキング、ターゲットキーワードの指定、ブロックしたい広告の設定などAdSenseと同等の機能もそろっています。
気になる報酬ですが、現在のところAdSenseより高めに設定されています。
キーワードによっては4倍近くになるケースもあるんです。
これは嬉しいニュースです。
問題点としては、AdSenseほどには賢くないことがあります。
ページの内容に合っていない広告が表示されたり、同じ広告が表示されたりします。
なので、CTR(クリック率)はあまり高くありません。
でも、AdSenseにはない特徴として「RSSフィードに広告を挿入できる」というのが挙げられます。
(「“RSSフィード”って何?」という人はYahoo!で調べてくださいね w)
収益を上げるためのクリックを誘う仕組みがAdSenseより多いわけです。
さて、気になる登録方法ですが、
↓
↓
↓
↓
↓
↓
登録できません(キッパリ)。
ここまで引っ張ってスミマセン。
YPNもContentAdsも、ともにベータテスト中で一般のユーザーは受け付けてもらえないんです。
正確に言うと、YPNは一般ユーザーでも申請できますが条件があります。
○アメリカに住む人を対象にした英語のサイト
○U.S. Social Security ID か Tax ID の番号が必用
ひとつめはともかくとして、2つめは日本人は適合できませんよね。
うーん、残念。
ContentAdsにいたっては、つい先日、8月の下旬に一部の広告主にベータテストへの招待状メールが届いたばかりで詳細はまったく分かりません。
管理画面にこんなメニューが表示されますが、コードの貼り付け方法などは、まだ提供されていません。
http://infocoach.biz/adsense/content-ads.gif
ただ、YPNはそう遠くない未来に一般公開されることが予想されます。
YPNでは、AdSenseで使えるフォーマットの選択、レイアウトや配色などのテクニックが、同じように活用できるので、今のうちにノウハウを蓄積しておくことをお勧めします。
一般公開してすぐに、YPNを対象にした商材を出せば売れるかもしれません。
先行者利益を得るために、情報を集めておくといいでしょう。
・Yahoo! Publisher Network オフィシャルサイト
http://publisher.yahoo.com/
・Yahoo! Publisher Network ブログ
http://ypnblog.com/
・Yahoo! Publisher Network How To Guide
https://publisher.yahoo.com/help/HowToGuide.php
—