GoogleとBingに遅れること4ヶ月、ついに米Yahoo!もTwitterと提携しTwitterに投稿されたツイートをリアルタイムに検索結果に反映させるようになりました。
これまでも米Yahoo!は通常のウェブ検索結果ツイートを表示していましたが、これは一般に公開されているAPIを利用しているに過ぎませんでした。
今回の提携により、Twitterの生のデータを直接取得できるようになり即時性が増したと言っていいでしょう。
これで主要検索エンジン3社がTwitterのリアルタイム検索を実装したことになります。
GoogleとBingは日本語の検索にも対応していますが、Yahoo!は対応していません。
日本のYahoo!でも利用可能になるのかも気になるところです。
ですがYahoo!は他のサービスとのTwitterの連携を予定しています。
Yahoo!メールやYahoo!スポーツなどでも最新のツイートを閲覧でき、反対にそれらのサービスからTwitterへの投稿を可能にしていきます。
他のウェブサイトに書き込んだ投稿やレビューをTwitterに投稿することもできるようになるそうです。
役に立たない情報ばかりだとリアルタイム検索には否定的な声もありますが、今この瞬間に発生している情報を知りたいときには役立つことも多いはずです。
地震や台風などの災害発生時が例ですね。
またオリンピックの結果が気になるけどテレビもラジオも手元にない、でもPCはある、こんな状況(仕事中?)では利用価値があるでしょう。
今は関連性・信頼性という要素はほとんど考慮できていないように感じますが、今後アルゴリズムが洗練されていけばノイズにしかならないツイートは減っていくでしょう。
1年前には利用することも耳にすることもなかった「リアルタイム検索」が今年はどんなふうに進化していくか注目です。