ウェブマスター向けのアクセス解析ツールとして、GoogleはGoogle Analyticsを、MicrosoftはGatineau(ガティノー)を提供しています。
3大メジャー検索エンジンの中で、唯一アクセス解析ツールを公開していなかったYahoo!が、いよいよ「Yahoo! Web Analytics(ヤフー! ウェブ アナリティクス)」というアクセス解析ツールをリリースします。
Yahoo! Web Analyticsの主な特徴は、以下のとおり。
- リアルタイム集計:競合のアクセス解析ツールはデータの表示に、24?48時間かかるものもありますが、Yahoo! Web Analyticsは数分以内にデータが反映されます。ほぼリアルタイムでの集計が可能です。
- 純データ:取得したデータを統計処理せずに、“生”のままで提供します。より詳細に分析ができます。
- 使いやすさと柔軟性:ドラッグ&ドロップで操作できるインターフェイスを採用し、フィルタリング、セグメント分けなどが簡単にできます。ウィザード形式でカスタムレポートの作成も容易です。
Yahoo! Web Analyticsは、Yahoo!が5月に買収したオンラインマーケティング用のWeb解析ツール「IndexTools」がベースになっています。
IndexToolsは、月額$400でしたが、Yahoo! Web Analyticsは無料になるようです。
一部のYahoo!の広告主やサードパーティのアプリケーション開発者には、すでに提供が始まっていて、2008の残りから、2009にかけて、Yahoo!の顧客、パートナー、ディベロッパーに順次公開の予定です。
VisualRevenueで、詳細やツールのスクリーンショットを見ることができます。
データ反映がのろいGoogle Analyticsと違って、リアルタイムというのが嬉しいですね。
また、使いやすさいにも期待です。
Google Analyticsは、機能が豊富すぎて使いこなせていません。(笑)
日本人ユーザーにとって、日本語版が待ち遠しくなるようなツールであってほしいものです。
Yahoo! Web Analyticsのホームページで登録だけはできるので、興味があれば済ませておきましょう。