[レベル: 初級]
今年最後の更新です。
記事コンテンツから画像コンテンツや動画コンテンツ、音声コンテンツにいたるまでどんな種類のコンテンツをサイトで公開していたとしても、その内容を Google が理解しやすくするためにはテキスト形式でのコンテンツが必要です。
ページ上でのテキストコンテンツが常に必要
Reddit の SEO 掲示板に次のような質問が投稿されました。
私のサイトは PWA で、オーディオブックやポッドキャスト、オーディオショーをホストしています。こうしたコンテンツを Google が適切に扱うようにするにはどうしたらいいですか? ページにテキストコンテンツがないのでペナルティを受けてしまうでしょうか?
Google の John Mueller(ジョン・ミューラー)氏は次のようにアドバイスしました。
ページ上のテキストコンテンツは常に必要だ。音声以外のコンテンツを公開していたとしてもだ。
もし動画を公開しているサイトなら、タイトルや見出し、文字、リンクといったものがやはり必要だ。同じことが音声コンテンツ配信サイトにも言える。
コンテンツの内容とそのコンテンツがユーザーに関連性があることを検索エンジンが理解しやすくなれば、関連性が高いトラフィックをあなたのサイトに送ることができる。何についてのページなのかを検索エンジンが把握するのを難してしまうと、そのサイトがユーザーに対してどのように関連性があるのかを算定することに苦労するのが普通だろう。
テキストコンテンツは依然として重要
AI 技術の進歩も手伝い、画像や音声を認識する能力を Google は高めています。
また、構造化データや、音声ポッドキャストであれば RSS フィード といったブラウザ上のページには表示されないメタデータも長らく利用しています。
それでも、僕たち人間が目にするテキストでのコンテンツ――ページタイトルや見出し、キャプション、説明文など――が依然として重要です。
理由はシンプルで、テキスト(文字)が検索エンジンにとって最も理解しやすい形式のコンテンツだからです。
画像や動画、音声がメインのコンテンツであっても検索を意識するのであれば、テキストコンテンツを追加するようにしましょう。
人間のユーザーにとっても、メディアコンテンツだけよりも関連する文字情報があったほうが内容がわかりやすくなるはずです。
冒頭でも触れたように、この記事が 2019 年最後の更新になります。
今年も 1 年間ご訪問ありがとうございました。😃
2020 年は 1 月 6 日からの更新を予定しています。
来年も引き続きご愛読いただければ嬉しく思います。🙂
それでは良いお年を!🐀🎍🐁