[レベル: 初級]
この記事では、Google 検索と Google マップに掲載される店舗情報に対する Google マイビジネスからの休業対応について解説します。
新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 対策の一環として緊急事態宣言が発行されました。
要請に従って、閉店しているビジネスも多いことでしょう。
飲食店であれば、デリバリーやテイクアウトのサービス提供を始めたかもしれません。
検索結果でも現状を正確に伝えることが求められます。
臨時休業マークを付ける
当面の間休業する場合は Google マイビジネスで「休業マーク」を付けることができます。
「休業」と聞くと店じまいしてしまったようにも思えますが、臨時休業のことです（英語では “Temporarily Closed” なので一時的ということが明確にわかる）。
完全なクローズは「閉業マークを付ける」です（こちらをオンにしないように）。
検索結果では「臨時休業」として表示されます。
臨時休業マークを付けることによって、お客さんが間違って来店することを防げます。
デリバリー・テイクアウト オプションを付ける
店内での飲食は休止しているけれどデリバリーやテイクアウトでサービスを提供しているレストランやカフェは、Google マイビジネスで設定できます。
「テイクアウト」や「デリバリー」を属性に追加します。
Google マップでは、「テイクアウト」や「デリバリー」でユーザーがフィルタしやすくなっています。
属性の追加・編集方法に関しては、もしわからなければヘルプを参照してください。
また、Google マップや Google 検索でテイクアウトやデリバリーを開始したことを伝えるための Google マイビジネス設定方法を解説するオンラインセミナーを Google が開催するとのことです。
無料です。
Google マイビジネスに不慣れな方は参加するといいでしょう。
【飲食店オーナーのみなさん】テイクアウトやデリバリーの情報をGoogle マップ等に表示できるようになりました。この設定方法を無料のオンラインセミナーで紹介します。第一回目は 4/8 15:30〜。今後、複数回開催します。スケジュールは https://t.co/RRSXWZMzpm まで。
— Google Japan (@googlejapan) April 7, 2020
スケジュール確認と参加申込みはこちらのページからできます。
一時的とはいえ休業は深刻な事態です。
それでも、デリバリーやテイクアウトなどでサービスを継続できるなら取り組んでいきましょう。