[レベル: 中級]
インデックスにキャッシュされているコンテンツの更新を Google の検索結果から直接リクエストできるようになりました。
「この結果について」の機能拡張
米 Google の「About this result」(日本の Google では「この結果について」)の拡張としてキャッシュリクエスト機能が実装されました。
About this result パネルに「Remove result」というオプションが追加されています。
📝すずき補足;「About this result」には、検索結果のサイト URL の終わりにある 3 点ドットからアクセスできる

クリック/タップすると 3 つのオプションが提供されます。
- It shows my personal info and I don’t want it there
- I have a legal removal request
- It’s outdated and I want to request a refresh
3 つ目の「It’s outdated and I want to request a refresh」がキャッシュリクエストです。

1 つ目の「It shows my personal info and I don’t want it there」は電話番号や免許証、クレジットカード番号などの個人情報がそのウェブページで公開されてしまっているときの削除リクエストです。
2 つ目の「I have a legal removal request」は著作権違反や児童ポルノなど法的な理由でコンテンツの削除をリクエストするときに利用します。
検索結果に表示されているタイトルやスニペットが古い情報を示していて、現在の情報を反映させたいときは 3 つ目の「It’s outdated and I want to request a refresh」を選択します。

「Request a refresh」ボタンを押すとキャッシュ更新リクエスト完了です。

リクエストが承認されると、(ログインしていた Google アカウント宛に)通知メールが届きます。
検索結果がまもなく更新されるとのことです。

もともとは、第三者のサイトに不適切な情報が掲載されている状況で利用するための機能拡張です。
キャッシュリクエストも、管理サイトであれば Search Console の URL 検査ツールから実行できます。
しかし、なんらかの事情で Search Console からはリクエストできない時に利用できます。
今のところ、米 Google (google.com) でしか提供されていません。
でも日本語サイトでも使えます(URL で検索すれば検索に出せる)
日本の Google でもそのうち利用できるようになるのではないでしょうか。