こんにちは、アドワーズ ラボの鷲見です。
Analytics 公式ブログ(英語)で、新しい AdWords データが追加されたという発表がありました。
具体的には、時間帯のレポート / 広告別レポート / プレースメント別レポート / マッチタイプ別のレポート / などの機能が追加されています。
単純にこれだけを紹介すると、「その程度のレポートだったら、今までも AdWords のレポートで知ることが出来たじゃないか…」という声が聞こえてきそうですが、Analytics でこのデータが活用できるということは、活用の幅が広がります。
プレースメントレポートを例に挙げてみましょう。
AdWords 上で、コンテンツネットワークの URL ごとのパフォーマンスデータをみると、どれくらいの金額でどれくらいのクリックがあり、コンバージョン数がいくつだったか、という程度のいつも AdWords の管理画面で見慣れているようなデータしかみれません。
ところが、Analytics で同じデータを見てみると、そのサイトでのさらに詳細のパフォーマンスを知ることが出来ます。
例えば、滞在時間が短い URL からのトラフィックはあまり良くないと判断できるでしょうし、同じように直帰率にも使えます。
コンバージョン数だけで、パフォーマンスを判断できればそれが理想ですが、予算が少ない場合などは特にこのようなデータが損切りの指標として使えます。
同じことが、時間別レポート / 広告別レポート / マッチタイプ別のレポートなどでも言えます。
AdWords でもそのレポートは出せるのですが、ページビュー / 滞在時間 / 直帰率などを含めて分析するためには Analytics のデータが必要です。
もちろん、Analytics に使い慣れている人はセグメント機能を使って高度な分析もできます。
ぜひ、活用しましょう。
*** About Takahito Sumi ***
長い海外生活の経験から、海外のインターネット事情に精通し、その知識をもとに、年商 5000 万のネットショップを実家のベッドルームで立ち上げる。
現在は、Google 認定プロフェッショナルの資格を持ち、毎月 1000 万円以上の AdWordsアカウントを管理している傍ら、コーチングプログラムの主催、Google AdWords/LPO 対策のコンサルティング業務を行う。
2009 年 6 月には日本で初めて Google 本社よりGoogle Website Optimizer 認定コンサルタント に任命され、ホームページのコンバージョン率を考えた広告戦略を日本中に広めるために活動中。
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