Googleウェブマスターツールの所有者をGoogle Analyticsのトラッキングコードで確認できるようになりました。
認証用HTMLファイルのアップロード・認証用metaタグの追加・認証用DNSレコードの追加に続く第4の認証方法になります。
Google Analyticsによる認証方法では、Google Analyticsのトラッキングコードがサイトの所有者を確認するための情報として利用されます。
Google Analyticsのトラッキングコードを対象サイトにインストールしてあれば、Googleウェブマスターツールで認証するためにファイルのアップロードやタグの追加など特別なステップは不要です。
※注:新しい非同期トラッキングコードだけが対応しています。
認証のためだけの作業をわざわざする実行する必要がありません。
所有者の確認ページで「Google Analytics アカウントにリンク」を選択するだけで認証が完了です。
すでに所有者の確認が済んでいるサイトはそのままで構いませんが、今後新規にGoogleウェブマスターツールに追加するサイトで、Google Analyticsも導入するなら非常に楽ですね。
所有者の確認ページには、Googleウェブマスターツールの認証の他にも改良が加わりました。
「確認ステータス」の履歴表示です。
所有者の確認が正常に行われているかの履歴を確認できます。
(1回確認したら終り、ではなく定期的に確認しているんですね)
また認証のための作業プロセスの説明も以前より細かくなっています。
日本語版では利用できないのですが、英語版ではDNSのレコード追加の設定手順をホスティング会社ごとにこと細かく解説しています。
日本での主だったホスティング会社に対応したマニュアルも作成してくれると喜ばれると思うので、Googleウェブマスターセントラルの日本チームに頑張ってほしいところです。
話は最初に戻ります。
Google AnalyticsのトラッキングコードでGoogleウェブマスターツールの所有者確認ができるのは地味ですが、忙しいサイト管理者の手間を軽減する嬉しい機能追加ですね。